年二回恒例となった「和食検定」。
今年も真剣な眼差しで
15名の人が鉢の木を会場として受験しました。
知識は一生の宝物となります。
夏からテキストを勉強してきた各々は、自分の実力を発揮出来たことでしょう。
年二回恒例となった「和食検定」。
今年も真剣な眼差しで
15名の人が鉢の木を会場として受験しました。
知識は一生の宝物となります。
夏からテキストを勉強してきた各々は、自分の実力を発揮出来たことでしょう。
2日〜4日 宝物風入(円覚寺、建長寺)
8日 お火焚祭(丸山稲荷社)
今年も北鎌倉の風物詩でもある円覚寺開山忌の法要が営まれました。
早朝より良いお天気に恵まれ、塵一つ無い境内に燐とした空気が流れます。
特に今年は、裏千家大宗匠の御献茶も行われ
例年に増して多くの方が各所の準備に携わりました。
鉢の木も例年通り精進料理に加え
同時に開催される茶会の和食点心を担当させて頂きました。
荘厳な祈りと共に大勢の方々が集う姿は、日本の動と静の美しさです。
宇宙飛行士が宇宙で楽しむ宇宙食。
和食のメニューもどんどん増えているようです。
このほど新たな宇宙食の候補として33品目の和食が選ばれ
その中には「ちりめん山椒」も含まれています。
ちりめんじゃこにはカルシウムやビタミンDが豊富に含まれ
宇宙でのミッションに従事する宇宙飛行士にも喜ばれることでしょう。
鉢の木の「ちりめん山椒」は
極上のちりめんじゃこと香り高い実山椒を、
みりんとしょうゆだけでさっと炊き上げた一品。
温かいご飯やお酒のおつまみにも最適です。
地方発送も承っておりますので
ご家庭で是非お楽しみください。
日本人にとって、収穫された新米は特別な思いがあります。
水分が多めになる新米の時期は、米を炊く担当者も気が抜けません。
茶事では、炊き立ての蒸れる前の飯を楽しみ、蒸れて通常の御飯を楽しみ、
更に最後には、お焦げに湯を注ぎ、香ばしさを楽しむという念の入れようです。
この繊細な感性を私達は大切に、秋の収穫に感謝の気持ちをもって
和食の真髄に近づきたいと思っています。
何気なく使用しているテーブルですが
塗り直しが出来る事をご存じですか。
和食の座卓として開店当時別注で作りました新館の机。
その後、お客様の希望で椅子の高さに合わせた机に変身。
更に今年、傷が目立ち始めた机を漆で塗り直し、お目見えしています。
お宮やお寺でも数十年に一度社殿を塗り直し、当時の姿に蘇ります。
鎌倉は日本の各地に先駆け、彫りと朱塗りの技法が伝来した地です。
現代においても、脈々と続くその技術。
今更ながら、これらの技術と伝統に感謝と脱帽です。
毎年好評、秋の甘味「栗茶巾」。
職人がひとつひとつ丁寧にお作りしています。
栗茶巾は鉢の木全店でお楽しみいただけます。
お食事の後に是非ご賞味ください。
秋のお彼岸といえば「おはぎ」。
和食の甘味として全国で親しまれているおはぎは
各地の風習によりすこしずつ姿が違います。
新ものの小豆を艶良く仕上げるには、
火加減と砂糖を加えるタイミング、
そして大きな鍋でゆっくり混ぜる事が大切です。
今年の仕上がりはどうなるか楽しみです。
※写真はイメージです。
本日のお造り
先 付:胡麻豆腐 山葵
入れ子 上段:生湯葉とイクラ 水菜と花菊の浸し 秋の白和え
入れ子 下段:鶏照焼 厚焼玉子 鹿の子蒲鉾 衣かつぎ 茶豆 酢取り茗荷 秋茄子 車麸 紅葉麸
温 物:鰆のかき餅揚げ 万願寺唐辛子 茸餡
お食事:御飯 ちりめん山椒
香 物:晩菊 沢庵 たまり生姜
汁: 海老真蒸清汁
法蓮草 鏡大根 柚子
お膳の内容は【お造り膳】と同様です。
【入れ子膳】には鮮魚のお造りがつきません。
紅鮭幽庵焼き 鶏照焼 帆立時雨煮 厚焼玉子 水菜と花菊の浸し 秋茄子 車麸 紅葉麸 滑子 山葵卸し 酢蓮根 薩摩芋ワイン煮 焼板蒲鉾 熨斗梅 酢取り茗荷 御飯 ちりめん山椒 晩菊 沢庵 たまり生姜 海老真蒸清汁
秋祭りは、日本各地に伝わる自然の恵みに感謝する行事
沢山の海の幸、山の幸、里の幸が神様に捧げられ
恒例の鶴岡八幡宮例大祭がつつがなく挙行されました。
祭事の後は、鎌倉の町を御輿が渡御し、大勢の地元の人と、観光客が見守りました。
明日9月16日は、小笠原宗家による流鏑馬です。
鎌倉の秋の観光シーズンも始まりました。
新米や栗と共に和食の新鮮素材が目白押しです。