材料
空豆 しょうが
米 塩
作り方
・空豆は皮、薄皮を剥き、塩水に浸す。
・米を研いで、千切りのしょうがと空豆を入れ、塩を少々入れて炊く。
空豆 しょうが
米 塩
・空豆は皮、薄皮を剥き、塩水に浸す。
・米を研いで、千切りのしょうがと空豆を入れ、塩を少々入れて炊く。
精進料理は昭和39年、建長寺門前にて創業以来、鉢の木が腕によりをかけ、また革新と共に守ってきた伝統です。
この味は、おかげさまで、ミシュランガイドにて連続して評価をいただくまでになりました。
今回、『建長寺と鎌倉の精進料理』の書籍の紹介とともに、私たちも提供させていただいた四季のレシピを連載していくことに致しました。
ご家庭の食卓に、是非参考になさってみてください。
この本は、建長寺本山の監修にて、2005年に学研より出版されたもので、鉢の木の精進料理スタッフも関わらせていただきました。
『建長寺と鎌倉の精進料理』〜七百五十年受け継がれた建長けんちん汁の精神を家庭で活かす
・空豆ご飯・桜蒸し・姫皮豆腐とわらびの合わせ味噌仕立て |
・抹茶汲み豆腐・焼き茄子・長芋のオクラかけ |
・むかごご飯・きのこ汁・いがぐり揚げ |
・豆乳鍋・里芋がゆ・かぶら蒸し |
大根
黒ごまペースト、米のとぎ汁、昆布出汁、柚子
江戸甘味噌、西京味噌、信州味噌
酒、みりん、水、砂糖
・大根は輪切り、面取りして、米のとぎ汁で柔らかく煮ておく。
・田楽味噌は、各種味噌を合わせ、黒ごまペーストを加え、酒、みりん、水と砂糖でのばしたものを
火にかけ、練る。
・大根を昆布出汁に入れて温め、あつあつの田楽味噌をかけていただく。
里芋、米、水
塩、柚子、もみ海苔など
・里芋は切って下茹でしておく
・弱火で米を炊き、柔らかくなったら下茹でした里芋を加える
・塩で味を整え、柚子や海苔などを散らす
蓮根、大和芋、蕪、銀杏、人参、きくらげ
片栗粉、白玉粉、醤油
精進出汁、濃口醤油、みりん
・蓮根、蕪、大和芋はそれぞれすりおろす
・銀杏は輪切り、人参ときくらげは千切りにして、下茹でする
・すりおろした蓮根に、片栗粉、濃口醤油、みりんを混ぜ、丸めて蒸す
・さらに蕪、大和芋、銀杏、人参、きくらげを合わせて、蒸した蓮根の上にかけ、さらに蒸す
・弱火で出汁、濃口醤油、みりんを合わせて、水溶き片栗粉でとろみを付ける
白菜、壬生菜、巻湯葉
しいたけ、人参、豆腐、豆乳
精進出汁、薄口醤油
・白菜と壬生菜、しいたけ、人参は下茹で、巻湯葉はお好みの大きさに切っておく
・汁は豆乳に精進出汁、薄口醤油で味を調える
・ぽん酢、胡麻だれなどでいただく
こんにゃく ごぼう 人参 大根 しいたけ 里芋
ごま油 昆布 精進出汁 合わせ味噌(西京味噌、信州味噌など)
豆腐
・こんにゃくは一口大、他の野菜類はそれぞれ、食べやすい大きさに切り揃える。
・ごま油であらかじめ具を炒め、水を加え、弱火で1時間ほど煮る。
・一晩寝かせたら、精進出汁を注ぎ、沸騰させる。沸騰したら火を止め、合わせ味噌を加えて弱火で煮る。
・最後に崩した豆腐を入れ、味を整える。
精進料理では動物性の食材は一切使いません。出汁においても同様です。
・用意するもの:水、昆布、干し椎茸。
・椎茸は沸騰寸前に取り出し、弱火で2〜3分、昆布の旨味が出るように。
・出来上がったら、昆布を取り出し、布などで漉して使いましょう。