材料
空豆 しょうが
米 塩
作り方
・空豆は皮、薄皮を剥き、塩水に浸す。
・米を研いで、千切りのしょうがと空豆を入れ、塩を少々入れて炊く。
空豆 しょうが
米 塩
・空豆は皮、薄皮を剥き、塩水に浸す。
・米を研いで、千切りのしょうがと空豆を入れ、塩を少々入れて炊く。
お食い初めとは、赤ちゃんの誕生から100日目をお祝いする儀式で、平安時代から行われてきたようです。
個人差はあるものの、新生児は生後100日ほどで乳歯が生え始めます。このことから、子供が一生食べ物に困らないようにとの願いと、歯が生えるまでに成長したことを喜ぶ意味もあります。
赤ちゃんにとっては、初めて食べ物がお箸で口に運ばれるため「箸初め」、また100日にちなんで「百日(ももか)の祝い」とも呼ばれます。
長寿にあやかって、いちばん年長の方がお箸を赤ちゃんの口に運んであげる「箸役」をします。男の子なら男性が、女の子なら女性が、その役になります。
また、お祝い膳には、「歯が丈夫になるように」の意味合いから、歯固め石と呼ばれる小石が供されます。お箸を小石にあて、それを赤ちゃんの歯茎にそっとあててあげます。
鯛尾頭付き
赤飯、黒豆煮金箔添え
2,000円(税別)
※お食い初め膳は、ご予約にて承ります。
お気軽にお問合せ下さいませ。
ご予約・お問合せ 0467-23-3723
精進料理は昭和39年、建長寺門前にて創業以来、鉢の木が腕によりをかけ、また革新と共に守ってきた伝統です。
この味は、おかげさまで、ミシュランガイドにて連続して評価をいただくまでになりました。
今回、『建長寺と鎌倉の精進料理』の書籍の紹介とともに、私たちも提供させていただいた四季のレシピを連載していくことに致しました。
ご家庭の食卓に、是非参考になさってみてください。
この本は、建長寺本山の監修にて、2005年に学研より出版されたもので、鉢の木の精進料理スタッフも関わらせていただきました。
『建長寺と鎌倉の精進料理』〜七百五十年受け継がれた建長けんちん汁の精神を家庭で活かす
・空豆ご飯・桜蒸し・姫皮豆腐とわらびの合わせ味噌仕立て |
・抹茶汲み豆腐・焼き茄子・長芋のオクラかけ |
・むかごご飯・きのこ汁・いがぐり揚げ |
・豆乳鍋・里芋がゆ・かぶら蒸し |
鎌倉には百を超える寺社があり、その境内では、さまざまなお花を楽しめます。
3月は「みつまた」「ハクモクレン」「桃」が見事です。
北鎌倉〜鎌倉散策のご参考に、お花の名所をご紹介致します。
<見所スポット>
・浄智寺
・浄光明寺
・海蔵寺
・光則寺
・長谷寺
浄智寺では客殿と本堂の回廊の周りに淡い黄色の花が見られます。
<見所スポット>
・佛日庵(円覚寺)
・東慶寺
・明月院
・宝戒寺
・明王院
円覚寺塔頭の佛日庵には、魯迅から贈られたハクモクレンの株が見事です。
その他の北鎌倉のお寺、東慶寺、明月院でも大木があります。
<見所スポット>
・東慶寺
・明月院
・英勝寺
・宝戒寺
・来迎寺(西御門)
・明王院
東慶寺には緋桃、明月院には紅白の桃の木があります。
安国論寺では紅白のしだれ桃があり、見頃の時期には野点も行われます。
この月は特に、北鎌倉を出発地点にすると良いでしょう。
円覚寺佛日庵、東慶寺、浄智寺と巡って、鉢の木でお食事を。
浄光明寺や英勝寺へは、亀が谷坂を通って。
建長寺から巨福呂坂を下って、宝戒寺に寄り、二階堂〜十二所方面へ向かうコースも素敵です。
大根
黒ごまペースト、米のとぎ汁、昆布出汁、柚子
江戸甘味噌、西京味噌、信州味噌
酒、みりん、水、砂糖
・大根は輪切り、面取りして、米のとぎ汁で柔らかく煮ておく。
・田楽味噌は、各種味噌を合わせ、黒ごまペーストを加え、酒、みりん、水と砂糖でのばしたものを
火にかけ、練る。
・大根を昆布出汁に入れて温め、あつあつの田楽味噌をかけていただく。
里芋、米、水
塩、柚子、もみ海苔など
・里芋は切って下茹でしておく
・弱火で米を炊き、柔らかくなったら下茹でした里芋を加える
・塩で味を整え、柚子や海苔などを散らす
蓮根、大和芋、蕪、銀杏、人参、きくらげ
片栗粉、白玉粉、醤油
精進出汁、濃口醤油、みりん
・蓮根、蕪、大和芋はそれぞれすりおろす
・銀杏は輪切り、人参ときくらげは千切りにして、下茹でする
・すりおろした蓮根に、片栗粉、濃口醤油、みりんを混ぜ、丸めて蒸す
・さらに蕪、大和芋、銀杏、人参、きくらげを合わせて、蒸した蓮根の上にかけ、さらに蒸す
・弱火で出汁、濃口醤油、みりんを合わせて、水溶き片栗粉でとろみを付ける
白菜、壬生菜、巻湯葉
しいたけ、人参、豆腐、豆乳
精進出汁、薄口醤油
・白菜と壬生菜、しいたけ、人参は下茹で、巻湯葉はお好みの大きさに切っておく
・汁は豆乳に精進出汁、薄口醤油で味を調える
・ぽん酢、胡麻だれなどでいただく
本日のお造り
先 付 胡麻豆腐 生姜
(入れ子上段)
蛍烏賊 酢の物 卯の花 空豆
筍 木の芽和え 梅麩
芹 胡麻浸し
(入れ子下段)
鯖寿司 出汁巻き玉子
紅鮭幽庵焼き 鶏松風
菜花辛子和え 里芋 京人参
天婦羅 河豚の天婦羅 百合根 大葉 塩 レモン
お食事 御飯 ちりめん山椒
香 物 柚子こぼし 花茗荷
汁 海老真蒸 焼き葱 絹さや 鏡大根 色紙人参 柚子
お膳の内容は【お造り膳】と同様です。
【入れ子膳】には鮮魚のお造りがつきません。
厚焼き玉子 鶏松風 若狭の小鯛
焼き板蒲鉾 菜花辛子和え 酢蓮根 花豆 筍 薄揚げ 梅麩
湯葉刺し 芹胡麻浸し
スモークサーモン
鳴門若布の酢の物
御飯 香物 海老真蒸清汁
こんにゃく ごぼう 人参 大根 しいたけ 里芋
ごま油 昆布 精進出汁 合わせ味噌(西京味噌、信州味噌など)
豆腐
・こんにゃくは一口大、他の野菜類はそれぞれ、食べやすい大きさに切り揃える。
・ごま油であらかじめ具を炒め、水を加え、弱火で1時間ほど煮る。
・一晩寝かせたら、精進出汁を注ぎ、沸騰させる。沸騰したら火を止め、合わせ味噌を加えて弱火で煮る。
・最後に崩した豆腐を入れ、味を整える。