歳があらたまる


古来よりけがれを除き新年を迎える事は
自然と共に生活してきた日本の大切な習慣です
この智恵に沿って、鉢の木でも正月の飾り物と
共に、水に係わる雨樋・手水鉢の青竹を新調します

温かい鎌倉でも、風物詩 銀杏の実が友人から届きました


建物を火災から守ると言われる銀杏の古木
鎌倉には、このような木があちこちに点在します。

雌の木には実が成りますが、このように綺麗な姿にするには
とても手間が掛かります。
梅の実位の銀杏の仁の部分を食用にしていることは余り
知られていないかも知れません。

【お土産用】生麸しぐれ煮

精進料理の知恵の結晶。「鉢の木本店」時代からの名物です。
生麸に生姜、胡桃を合わせ、しぐれ煮に。
あさりやお肉の佃煮を思わせる食感。ヘルシーで御飯がすすみます。
北鎌倉店とカフェで販売しております。

【お土産用】生麸しぐれ煮 55g入 500円(税込)

【期間限定】ぼた餅 3/16〜

この時期毎年ご好評いただいている「ぼた餅」。
今年は3月16日から各店でご提供いたします。

職人が一つ一つ丁寧に作るこだわりの品。
お持ち帰り用のご用意もございます。

この機会に是非どうぞ。

【新館:会席】2月28日〜のランチ

※写真はイメージです。

お造り膳

お造り膳 3,900円(税別)

本日のお造り
先 付:蓬胡麻豆腐
入れ子 上段:鯖の棒寿司 鶏松風 厚焼玉子 鹿の子蒲鉾 菜花辛子和え 酢蓮根 根三つ葉胡麻浸し
入れ子 下段:蛸 九条葱 天豆 筍
温 物:金目鯛蓮蒸し 
     海老 木耳 人参 三つ葉
お食事:御飯 ちりめん山椒
香 物:花茗荷 沢庵 たまり生姜
汁: 海老真蒸の沢煮椀
   筍 京人参 水菜 椎茸 柚子

 

入れ子膳

入れ子膳 3,350円(税別)

お膳の内容は【お造り膳】と同様です。
【入れ子膳】には鮮魚のお造りがつきません。

半月点心

半月点心 2,300円(税別)

若狭の小鯛 生湯葉刺し 九条葱とサーモンの酢の物 鶏照焼き 厚焼玉子 鹿の子蒲鉾 筍 菜花辛子和え 蕪の甘酢漬け 根三つ葉 京人参 梅麸 御飯 ちりめん山椒 香物 海老真蒸の沢煮椀 

一品料理

本日のお造り 800円(税別)
  • 金目鯛蓮蒸し 700円(税別)
  • 本日のお造り 800円(税別)
  • 蓬胡麻豆腐 450円(税別)

甘味

苺と和三盆 320円(税別)
  • 苺と和三盆 320円(税別)
  • うぐいす最中 200円(税別)

※仕入などの都合上、献立の内容及び写真が実際のお料理と異なることがございます

【新館:会席】1月2日〜のランチ

※写真はイメージです。

お造り膳

お造り膳 3,900円(税別)

本日のお造り
先 付:胡麻豆腐
入れ子 上段:鶏松風 早筍 京人参梅香煮 梅麸 水菜と焼椎茸の浸し 厚焼玉子 雪中菜花 鹿の子蒲鉾
入れ子 下段:鯖寿司 子持ち昆布 柿なます 天豆
温 物:天婦羅(河豚または白子)
お食事:御飯 ちりめん山椒
香 物:柚子こぼし 花茗荷
汁: 海老真蒸清汁
   人参 大根 三つ葉 柚子

 

入れ子膳

3,350円(税別)

お膳の内容は【お造り膳】と同様です。
【入れ子膳】には鮮魚のお造りがつきません。

半月点心

半月点心 2,300円(税別)

紅鮭塩焼 湯葉刺し 鶏照焼 スモークサーモン 九条葱 厚焼玉子 焼板蒲鉾 厚揚げ 花豆 水菜と焼椎茸の浸し 雪中菜花 京人参梅香煮 玉蒟蒻 梅麸 御飯 ちりめん山椒 柚子こぼし 花茗荷 海老真蒸清汁

一品料理

天婦羅(河豚または白子) 700円
  • 天婦羅(河豚または白子) 700円(税別)
  • 本日のお造り 800円(税別)
  • 胡麻豆腐 450円(税別)

【歳時記】新年を迎える準備が進んでいます

精進料理を提供する「鉢の木北鎌倉店」では
毎年年末の大掃除と共に、雨樋を新年に向け交換します。

「あらたまる」とは我々日本人にとって大切な考えです。
「生まれかわる」と共に、歳が変わり、万物が再生する
という意味もあり、江戸時代に完成されたと言われる
我々の美意識の原点でもあるでしょう。

けがれを洗い流し、佳き歳をお祈りします。

【歳時記】お節料理の仕込みが進んでいます

今年も残すところ1週間を切りました。

そして雲龍嘉来(柿)が彩りよく仕上がってきました。
既に金柑と黒豆の瓶詰めは終わり、
例年通り上質な仕上がりになっています。

今の時期、野菜の切り込みがミリ単位で行われています。
そして、事前の数段階の下ごしらえの後、
野菜類に塩、酢を使った漬け込みに入ります。

今でこそサラダは、当たり前のように食べますが
その昔生で食べることが出来る栽培野菜は、
ほとんど無かったと言っても過言ではありません。

お節料理は、先人の知恵がたくさん詰まった
和食の技術を今に伝える料理です。

【歳時記】冬至 柚子が暮れの香りを店中に

和食が世界遺産として登録されて早1年が過ぎました。
今年も変わらずお節料理の仕込みが始まっています。

冬至を過ぎたこの時期、店の中には柚子の香りが一杯に漂います。
柑橘類の表皮には香り成分が沢山有り、砂糖に漬けて
又、果肉のジュースは「鰆の柚庵焼」の浸しの汁に加えました。

お召し上がり頂く方のご多幸をお祈りしつつ。