鎌倉には百を超える寺社があり、その境内では、さまざまなお花を楽しめます。
よく知られているのは紫陽花が有名ですが、四季を通じてとりどりのお花が咲いています。
北鎌倉〜鎌倉散策のご参考に、お花の名所をご紹介致します。
梅
<見所スポット>
・東慶寺(山ノ内)
・浄智寺(山ノ内)
・建長寺(山ノ内)
・十二所果樹園(十二所)
・宝戒寺(小町)
・安国論寺(大町)
・荏柄天神(二階堂)
・瑞泉寺(二階堂)
・貞宗寺(植木)
東慶寺境内の参道は、紅梅・白梅のトンネルに。甘い香りがそこはかとなく漂います。
浄智寺も「花の寺」として四季を通じてお花が咲いています。
菅原道真をまつる荏柄天神では、100本以上のウメが植えられています。花の中心が青みがかかった「古代青軸」が本堂向かって左手に。
瑞泉寺もまた、市内有数の梅の名所で、市の天然記念物「オウバイ」が黄色の花を咲かせます。
十二所果樹園には数百本の梅の木が。宝戒寺の宗園梅はみごとなしだれ梅です。
椿
<見所スポット>
・円覚寺(山ノ内)
・浄智寺(山ノ内)
・英勝寺(扇ガ谷)
・海蔵寺(扇ガ谷)
・大巧寺(大町)
・覚園寺(二階堂)
・瑞泉寺(二階堂)
・高徳院(長谷)
覚園寺の「太郎庵」、英勝寺の「侘助」は共に市の天然記念物です。
大巧寺では50本以上が植えられています。
<ルートいろいろ>
北鎌倉で、東慶寺、浄智寺とまわり、建長寺へ。
巨福呂坂を下り、鶴ヶ岡八幡宮を通って宝戒寺へ。辻説法通りを通って大町の大広巧寺や安国論寺へと足をのばすこともできます。
また体力に自信のある方は建長寺境内から半僧坊、山歩き(ハイキングコース)で二階堂に降り、覚園寺〜荏柄天神〜瑞泉寺〜十二所果樹園と巡ってもいいでしょう。