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涼しげな青もみじです

昨日に引き続き、今日の北鎌倉も
汗ばむような陽気です。
少し蒸し暑く感じていても、
青葉のもみじを眺めると、涼やかな
心地になります。

風干ししていた塩漬け鮭…
「楚割」の皮をさっと炙り、
寺納豆を添えてお出ししました。
この楚割、鎌倉武士は小刀で
削って食べていたそう。

鎌倉時代に武士の食したものの
再現を試み、当時
「楚割（すわやり）」と言われた、
塩漬け鮭の風干しを作っています。
眺めていると、ぽた・ぽた…と
脂がしたたり落ちていきます。
だいぶ良い乾き具合になって
まいりました。

今日の北鎌倉は、曇り空の
朝を迎えました。町中を歩いて
いると、様々な種類のアジサイに
出会います。そのなかで、
自分好みのアジサイを探す…なんて
いうのも楽しみのひとつです。

今日の北鎌倉は、朝から雨模様
です。今年もこの時期のお料理
として、本店と北鎌倉店では
「あじさい豆富」をご用意して
おります。
お豆富の上に、可愛らしく花色に
色づけた寒天を飾りました。
加減酢でさっぱりとお楽しみ
いただければと思います。

八幡宮のお池で、ほたるまつりが
行われています。
幽玄な風景は、日が暮れてからの
楽しみのひとつです。
残念ながら、上手に写真が撮れません
でしたので、こちらはCGのイメージです。

６月に入り、いっそう緑が濃く
なったように思います。
お寺の境内では、花菖蒲が
凛としたとたたずまいを
見せています。

先日、新館でお祝いのお席に
お出しした小鯛の奉書家喜です。
奉書の中には、カラスミをまぶして
焼いた、小鯛が入っています。
開けたときのお客様の笑顔を
思い浮かべながらご用意しました。

北鎌倉の町中でも、紫陽花が
色づき始めています。

ご予約のお客様に、手打ちの
お蕎麦をお出ししました。
「これをだんだん棒でのばして、
四角くするのが難しいんだよ」
と調理長。