梅雨に入り真水が海に流れ込む頃
鱧の旬を迎え、味が乗ってきます。
その場で骨切りを行いながら、湯引きして
梅肉醤油で繊細な味と香りを頂きます
月: 2010年6月
20年前の夢が現実に・・・
今年も沢山の蛍が北鎌倉の住宅地の小川に
舞っています。
北鎌倉の自然が着実に戻ってきています。
茄子は油に良く合います
賀茂茄子の田楽は夏の和食の定番です
揚げたおなすを更にあぶり、
黒味噌と白味噌で
暑いときにふぅーふぅー言いながら・・・
色鮮やかな青紫のギヤマンに盛り付けて
相模湾の鱸(すずき)は
これからが旬です
梅肉醤油と伊豆の香り高い山葵が
淡泊な味を引き立てます
走りの鱧を薄葛仕立てに・・・
玉子の殻より少し金色掛かった
口広のお椀に白い鱧が
良く合いました。
そして秋田から直送の
大きめの一番摘みジュンサイと
燦々と降り注ぐ陽のもと
乳白色の紫陽花は
青や紫の紫陽花と
ひと味違う表情を見せてくれます。
6月の花々が少し遅れて咲き出しました
花菖蒲はその凜とした姿が、
いかにも武士が
好んだことでしょう
チンゲンサイと小松菜から生まれました
耳慣れない「味美菜」はくせが無く
おしたしにしても、油で「蹴飛ばし」ても
歯ごたえ良く美味です。
・・蹴飛ばすとはサッと
熱を加えることです・・
鮎の河原焼きを大鍋で・・・
栃木より取れ立て、
焼きたて鮎が届きました。
鮮度が落ちないうちに鮎を焼き、
味付けは鉢の木で行います。
6月・7月の献立に欠かせない
初夏の一品になります。
取れたての山椒が・・・
山奥より例年よりちょっと遅れて
本当に新鮮取れたての山椒の実が
沢山届きました。
防腐効果の高い山椒は、
若葉・花・実・樹木等 全てが
貴重な日本料理の名脇役です。